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〜PISA〜


OECDは3年毎に世界中の15歳の子供に読解、数学、科学の三分野の思考力を調査する試験を行っています。これを、PISA(Programme for International Assessment)といいます。日本では全国198校の高校1年生、約6600人が受けたという報告が上がっています。

今回はそのデータを用いて各国の水準について考察していきます。

◇読解力〜Reading Performance

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Source:https://data.oecd.org/pisa/reading-performance-pisa.htm#indicator-chart

上位5カ国はシンガポール、香港、カナダ、フィンランドアイルランドですね。一方、日本は8位。後に出てくる、数学的思考力と科学的思考力と比較するとこれはあまり良い順位ではないです。

この調査結果に対して文部科学省は以下のように分析しました。

・問題表示や解答が紙での筆記からコンピューターの使用に変わったが故に、子どもたちに戸惑いがあったから。
・ネットの利用時間が増えたため、筋だった長い文章を読む機会が減ったから。

この二点が要因だと分析しています。前者は理解に苦しみますが、後者には多少たりとも納得はします。長い文章を読まなくなったのは認めざるを得ないのかもしれませんね。それどころか最近は「了解です。」を「り」とか「ちょっと待って。」を「ちょま!」なんていってコミュニケーションをしていますからね…。

個人的に注目したいのが男女間における差です。全ての国において女子の方が読解力が高いです。やはり、そうですよね…。感じてはいましたが、ちゃんとデータになると落ち込みますね…。なぜかと言うと、次の数学についてのところで書きます。

日本の部分を見れば分かりますが、他国に比べて男女間の格差が小さいですよね。数学と科学はどうか以下注目です。


◇数学的思考力〜Mathematical Performance

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Source:https://data.oecd.org/pisa/mathematics-performance-pisa.htm#indicator-chart

上から5カ国はシンガポール、香港、マカオ、台北、日本。やっと日本がランクインしてきました。

数学に関しては全体的に見る限り男子の方が高いんですかね、これは脳科学的なアプローチが必要そうです。一般的に男性脳と女性脳というのがあります。(※完全に証明はされてはいない)男性は左右の脳連携が弱くそれぞれの機能に特化している傾向がある。女性よりも抽象的に思考をすること(左脳を使うこと)が得意であると言えそうです。それが、数学が得意な理由の一つだとも言えそうです。読解力が女子の方が高い理由とこの脳の使い方で説明できそうですね、すなわち左脳を活発に用いるため読解が得意であると。

 

◇科学的思考力〜Science Performance

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Source:https://data.oecd.org/pisa/science-performance-pisa.htm#indicator-chart

日本は2位。ただ、男女でポイントが違いすぎます。日本ほど、差が開いてる国はかなり低い順位のチリぐらいですね。実際ノーベル賞受賞者をみても男性ばかり。女性の科学者、思いついたのが小保方さんでしょうか。女性というだけでチヤホヤされてしまいあのような騒動になってしまう悲しい国ですからね。


◇総評
気づく方はいると思いますが、全分野で1位はシンガポールでした。
シンガポールTOEFL iBTでも高い水準を保っており受験者の平均はシンガポールが98らしいです。一方日本はというと70です。
なぜシンガポールの教育水準が高いかというとhttp://www.bbc.com/news/education-38212070?frm_id=v.jpameblo&device_id=5a136adbe3794c38b2386db4aee97f8f
これに記述されています。

シンガポールは1965年に独立した当初は貧困で、未熟で読み書きもできない子どもが多いような状態でした。そこで、国全体で教育制度の向上に努めました。なぜなら、経済を豊かにし、教育水準を上げるためです。今回の結果はシンガポールの政策が成功していることを表してるかもしれませんね。シンガポールでは特に教師の質にフォーカスを当てていて、トップ5%の学生を主に教師を募集しているわけです。良い教師の元だからこそ、良い生徒が育つのは納得です。日本(京都府の中学英語教師のTOEIC730点以上は20%…)も見習うべきです。そして、教師たちは別々のキャリアを歩むのではなく、皆全てある教育機関で訓練を受けてから学校にて教鞭をとります。教育水準の向上がその国の経済を豊かにすると僕も考えているので、日本も是非頑張って欲しいです…。